【夏レビュ】#NICO_CANTABILE ニコカンタービレ♪
LiNKERです。
夏休みレビュー企画、始めて行きましょうか。
本日は、3/30投稿のメドレー「#NICO_CANTABILE ニコカンタービレ♪」です。
【情報】作者：おにたん
動画時間：14分33秒
ジャンル：打ち込み
動画：メドレーPV
【評価】全体構成：最高
繋ぎ重ね：とても良い
アレンジ：良い
新規性・独自性：普通
総合評価：とても良い
【メドレーの総評】
最初に通して聴いて思ったことは、全体構成の完成度の高さです。重ね密度の濃淡や、全体の流れの中での緩急が絶妙だった思います。そして僕が特に評価したいポイントは明確にバラードにしたパートを作らなかったこと。「035.Glaring Dream(secret dream air mix)」や「072.約束」のあたりなど静まりを予感させる部分はありますが、そのあとの返し方がすごく上手い。無駄に引っ張らない分、気持ちの高鳴りを維持したまま最後まで聴ききれるものになっていると思いました。
動画についてはメドレーPVですし、別段僕が触れることはないです。ニコニコ新参だし昔のMADとかニコニコに微塵も興味ないのでね。曲名については投稿者コメントしてはいますが、やっぱり動画内に記載して欲しいところです。
【ここを聴いて！】：「055.サウンドスケープ」
メイン曲間の切れ目の「051.PPAP」/「052.Got the Groove」で落ちつかせ、音階を作った「53.ハンマーBGM」/「54.TOWN」でテンションを上げてからの満を持しての「055.サウンドスケープ」。イントロから使ってるのも推せるポイントです。その興奮のまま「058.ふしぎなくすり」まで突き抜けたのも完璧でした。
【時間列順でのレビュー】
＊「001.Star!!」〜「015.恋の2-4-11」
冒頭・ABサビ・一段落まで。特筆すべき点は、冒頭２曲重ねの後にそのままAメロ(「005.メルト」)に入らず、「003.Sparkling Daydream」/「004.Heavenly Star」を経由した点。流れるようなメロディ・アレンジだった２曲の後に、跳ねたメロディ・アレンジの「003.Sparkling Daydream」を加えることで、冒頭部分が２倍も３倍も楽しいものになってたように感じました。
＊「016.対武器ボス戦」〜「031.如月アテンション」
サビ構成が続く。「022.ほのぼの神社」や「026.ビバハピ」などでの区切りの付け方をしっかりしているので、サビ構成が連続していても全く苦にならないです。重ねに関しても似た曲、同ジャンルの曲から重ねていて、意識の高さが伺えます。
＊「032.新宝島」〜「042.Evans」
盛り上がり・ゆっくり・復帰まで。素晴らしい点はバラードからの復帰のところ。そもそも「036.打上花火」などの一連のゾーンはバラードの入り口には見えても一番の盛り上がりとは気づかないよう自然に溶け込ませていて、「039.夏影-summer light-」でようやくしっとりしてきたなという印象を受けさせる。そこに似つかわしくない「040.砂の惑星」が入ってきておや？と思わせての「042.Evans」で一気に復帰するという流れがすごいなぁという気にさせられました。
＊「043.Butterfly」〜「060.がんばれドカベン」
大きな盛り上がりが２つ・一段落まで。「042.Evans」で復帰してから、似たようなフレーズを繋ぎ重ねるゾーンでテンションを一回落ち着かせ、「047.READY!!」で開花、そのあとすぐ「048.それは僕たちの奇跡」を重ねて今までで一番の盛り上がりとしている。で「049.マジLOVE1000%」で着地してからもう一回さらに高い山を作ったのが「055.サウンドスケープ」。もう鳥肌ものですね。
＊「061.POP TEAM EPIC」〜「080.Just Be Friends」
サビ構成・感動パートまで。やはりここも「064.冒険でしょでしょ？」「068.My Soul,Your Beats!」「072.約束」で区切って区切って、ダラダラせず聞きやすくしているように思える。感動パートの選曲は使い込まれても色褪せない名曲を並ばせ、フィナーレにずんずん向かっていく感じが良いですね。
＊「081.レッツゴー！陰陽師」〜「LAST.ようこそジャパリパークへ」
ラッシュゾーン・ラス曲まで。「081.レッツゴー！陰陽師」が始まって、ラス曲前までの時間は３分弱。その中で陰陽師軸、例のアレ軸、カオスと作ってる訳ですが、それぞれの時間の感覚というか、それが丁度良く配分されていると感じました。センスなのか計算なのかはわからないけれど、このラッシュは天才だと思います。
以上です。こんな感じで毎日やっていきます。つもりです。
正直、今回は書きすぎましたので、次回以降は少し分量が減るかもしれないです。
お疲れ様でした。
