ボドゲとメドレーとSymphoGear

諸々の作品の感想を書きます。ボードゲームとメドレーが好きです。

【ニコメド】僕のやつの答え合わせ

本稿は「#ニコメド記事投稿祭」への参加記事です。

また本稿を要約すると、長い自分語りです。

 

LiNKERです。

今回は企画参加の記事ってことで何を書こうかな〜って思ってたのですが、最近になって折角メドレーを3本ほど作ったっていうこともあるので、その経緯だとか、どんなことを考えてたのかを書いていきます。こんな風に書くと誰かの参考になりそうな気もしますが、多分そんなことはないです。

 

 

0.聞き専時代

私がニコメドに没入するきっかけになったのは2017年1月前後です。界隈でもだいぶニワカの部類だと思います。まぁ以前からメドレーはいくつか聞いてたんですけど、ニコメドとは認識していなかったんです。

まぁこの記事を読んでくださってる皆さんならわかると思うのですが、作品を聴いたら自分でも作りたくなるモンで、僕も早速Macに内蔵されてるGarageBandで打ち込み始めました。が、他人の数倍面倒くさがりやで、飽き性で、勉強嫌いの僕がそう簡単に作れるわけもなく、ならば聞き専としてせめて感想でも落としていくかとtwitterを始めたのが2017年の9月になります。

その後、メドレーの構成は考えるものの、打ち込みは思うようにいかないので、結局何もしないみたいな時期が続きます。もちろんDTMのお勉強はしてません。

しかし転機が訪れます。それが「毎日駆け抜け」でした。twitter上での駆け抜けfinal応援企画みたいな感じで始まったこの企画に、1分程度なら便乗してもええかみたいな気持ちにさせられたのでして。そんでこの企画に2回参加しました。

参加した2回とも、使った音はメロディとドラムだけっていう、えぇ何それは...みたいなものなのですが、人前に自分のを晒したということにひどく興奮しました。(ここの興奮っていうのはみんなに見てほしいっていう自己顕示欲というよりは、こんなもの見られて恥ずかしいけどゾクゾクするっていう背徳感の方が強かったです)

この快感は忘れがたいものでした。

 

 

1.瘴和元年

ここに瘴気元年というものがあります。

2018年1月、瘴気元年・毒ガスアレンジ版を皮切りに、続々と瘴気元年のアレンジが投稿されました。僕もその波に乗りてぇなぁなんてか考えながら、6月くらいから構成を考え始めました。んで、一通り構成し終わったのでじゃあ形にするかってことで打ち込みをしました。

メロディだけは打ち込めましたが、それだけでは投稿するクォリティではないことはわかっていたので、どうにかしようと思案しました。が、飽き性ゆえすぐ考えるのをやめてしまいました。そして製作はストップしてしまいました。

時は流れて2019年10月、もうすぐ自分のtweetが1万を迎えるということで、これは何か作るかーと一念発起、簡単なメドレーを製作しました。

ミニミニメドですけど、構成はうまくまとまったんじゃないかなーと自信がつきました。アレンジ面は知らぬ。そしてこのメドがきっかけで、製作中止してた瘴気元年アレンジに再度手をつけることになるのです。

ちなみにこの1万メドの構成、作ってる時は全く意識してなかったのですが、ニコニコイレギュラーの影響をふんだんに受けてますね。3拍子の入り方とか丸パクリです。気づいてなかったけど。


(該当箇所は6:29〜)

 

さて、瘴気元年の構成ですが、実は中止する前の構成とはかなり変わりました。というのも、スキルの低さゆえアレンジで勝負できない以上、何か発想がないと他の作品に立ち向かえないと考えたときに、昔の構成だとパンチがなさすぎてつまらんかったのです。

そこで考えたのが、瘴気曲以外で瘴気を成り立たせることでした。難しいことを言ってるようで、実は非常に簡単な仕組みです。瘴気のイメージを損なわない程度の選曲をした上で、コードを瘴気のまんま使えばそれっぽくなります。

しかし壁がありました。そう、耳コピができない。音楽初心者で勉強嫌いの僕が曲を打ち込むためには、コードwikiやらyoutubeのピアノ譜面動画とかがないとガチでキツい。主旋律以外の耳コピなんてやったこともないので非常に苦悩しました。

何回も何回も瘴気本編とFullKenさんのオフボーカルアレンジを聴きまくって、その上でだいぶ妥協して作りきることができました。

構成としてやりたかったことは、冒頭の「激唱インフィニティ」と「甲賀忍法帖」のつなぎ。両曲のサビが酷似していることはシンフォギア適合者の中では有名事実でしたが、ニコメドに反映してくださる方がなぜかいらっしゃらなかったので、自分でやっちゃおうって思って入れました。

もう1つは最後のマリーンズつなぎ。瘴気本編で「マリンに集う我ら」が採用されてたのは、千葉ロッテファンとしては非常に嬉しい選曲でした。でも重なってる相手が悪かった。各アレンジでの「マリン」は天下のアイマス様の前ではあくまでサブ扱い...。ならばいっそ、と最後までマリーンズ関連曲のみで繋がせてもらいました。

ちなみにタイトルを『瘴気元年LiNKERアレンジ』とせずに『瘴和元年』としたのは、瘴気元年ではあるけれども、(選曲は)瘴気元年じゃないよということのアピールです。御察しの通り昭和に引っ掛けたのもありますが。

 

 

2.RomanceParade

ニコニコに初投稿して調子に乗った僕は、次なるメドレーを作ろうとします。実はすでにこの時、メドレーつなぎ案はメモ帳にたんまり溜まっていました。ですのでそれらを起点にパズルして構成をしようとしました。

ですが、そう簡単には行きません。繋ぐだけなら容易ですが、全体の流れや選曲の被り方とかを考えると納得のいくものは出来上がりませんでした。

 

ところで。僕はお風呂が大好きでして、お風呂場ではほぼ毎日鼻歌で即興のメドレーを作って遊んでいます。気分に任せて繋ぐだけなので、大抵は滑らかに繋がんなかったり、既存メドレーのつなぎを流すだけみたいな感じなんですが、ある日の鼻歌はくっきりとつながって聞こえました。そして『これは作品にすべきだ』との天啓を受けるのです。それがこの『RomanceParade』の原型でした。

どの部分かというと最初の方の「浪漫飛行」→「ぼなぺてぃーと♡S」→「僕らのLIVE君とのLIFE」→「シュガーレス×フレンド」です。鼻歌段階では「ぼなS」の4小節の次には「人類みなセンパイ!」が入ってましたが、ありきたりすぎるのでボツりました。この重ねを聴きたい人はふわめろ氏の『ライジング原曲メドレー』とか見るとよいぞ。


(該当箇所は9:11〜)

すると、流れとしては大丈夫だけどこれだけでは厚みが足りないと感じました。つまり重ねが欲しかった。結局ここの重ねたちは割とすんなり決まりました。「ぼなS」には「Star!!」をぶつけたいというのは僕のつなぎメモにあったので、即採用。その後『Star!!とMoon!!って対応してるじゃん』って放送で言ってた26K氏のことを思い出し、Moon!!も即採用。

シュガーレス×フレンド」には「ぱぴぷぺ☆POLICE!」というのも両曲を聞いたことがある人なら頷けるんじゃないかと思います。きば氏の『プリパラアレンジメドレーパレード』でも繋ぎで使われてますね。そんでもって『悪いやつは誰だどこだだれだ!だ!だ!』のフレーズが好きなので、これをもってここまでをまとめることにしました。


(該当箇所は11:39〜)

 

さて、ここでようやく1曲めを決めることになりました。浪漫飛行のAメロスタートは流石に違う。

1曲めはやっぱり自分の好きな曲がいいなーって思いながらプレイリストを漁っていたら、「ドリームパレード」に出会いました。この曲は僕が最初に知ったプリパラ曲で思い入れも十分だし、明るく元気なイントロは1曲め性能も抜群でした。そのまま浪漫飛行に繋いでもそんなに違和感ないこともあり、すぐに決定しました。

 

ここまでで冒頭からの一連の流れが終われたなと思ったので、流れを変えるための曲を挟むことにしました。そしてどうせなら趣味曲にしようとも考えてました。

話が飛びますが、僕は自分のメドレーには個人的に好きな4つのジャンルの曲を1つ以上入れたいなと考えてます。それは「シンフォギア」「ナナシス」「プリパラ」「景山」です。このジャンルの中から、いい感じに転換できる曲を探しました。

景山というのは景山将太さんのことで、ポケモンXYサウンドディレクターをしてたりする方です。僕がポケモン第6世代が一番好きな理由の9割は景山さんだと思うくらいには尊敬してる人物です。

さて、結局ここでは「悠久を継ぎし者たち」を採用しました。理由は好きな曲だから。アレンジはスキル不足でショボくなってしまったんですけど、転換としては割と適役を選べたかなって気がします。

 

で、次ですよ。「悠久」の終わり方的に、「Bad Apple!! feat.nomico」に繋げる案はすぐに思い浮かびました。そして次に思い浮かんだのが...

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これです。駆けVで一番好きな箇所をほとんどそのまま持ってきてやろうと思いました。この発想を得たことによって、BPMとかメドレー全体の流れがしっかり見えてきました。


(該当箇所は11:34〜)

パクるにあたって、「沈んだ歌姫」→「海の見える街」は絶対にそのまま使おうと思いました。このフレーズが大好きだし、そのまま使うことで視聴者に『この繋ぎ聞いたことある』と思って欲しかったからです。本家ではこの後「エアライド:サンドーラ」「Level5-judgelight-」と続きますが、ここまでパクるとマジでただのパクリなので、それっぽいフレーズの別曲を探すことにしました。

僕の想定では、この時点で地球のパクリに気づいてくれていると思っていたので、多少マイナーな趣味曲でも大丈夫かなと考えていました。そんな気持ちでそれっぽいメロディを口ずさみながらしているうちに「空へ...」のメロディを思いつきました。ちなみにシンフォギア曲がぴったりハマった時の快感はやべーです。みんなもシンフォギア聞こう。

 

こうして本家での「Aメロ」に当たる部分は作り終わって「Bメロ」に入ります。本家では「鎖の少女」「カンタレラ」に当たる部分ですが、ここ非常に苦労しました。僕の手持ちからは鎖の少女に対応させられる曲がなかなか思いつかなかった。苦しむ僕をスーパーヒーローのように颯爽と助けてくれたのは風鳴翼でした。

「空へ...」のBメロいけるんじゃね?という発見は脳内ノーベル賞を受賞しました。それからは早かったです。「カンタレラ」の加速パートは「ダイスキスキスギ」を当てはめられることに早くに気づきました。ちなみにシンフォギア曲がぴったりハマった時の快感はやべーです。みんなもシンフォギア聞こう。

「ダイスキスキスギ」は僕が大好き好きすぎなので、サビまで長く使うことにしました。その後の「ようこそジャパリパークへ」の繋ぎですが、これはダイスキスキスギの原曲を聞いたメドレー作者なら100人が100人とも思いつく繋ぎだと思います。それぐらい容易な繋ぎです。でもみんなシンフォギア曲知らんやろしいい感じに聞こえるやろってことで採用しました。 


(聞いて見てね)

 

ここで流れが完全にエンディングになるので、ラッシュぶち込んで、最後1曲つけて終わりにしようという想定がたちました。その上で、最後の1曲は最初の曲「ドリームパレード」のサビにすることも決めていました。最初と最後のを同じにするという手法は、リズム天国シリーズの最後のリミックスで使われていまして、自分がメドレー作るならやっておきたい手法だったのです。

それでラッシュなのですが、ここを(4小節×2)×4の32小節にするのもすんなり決まりました。作りやすくて聴きやすい、とてもオーソドックスなラッシュだと思いますが、これはtoこんぶ氏の『ニコニコΦスカイメモリー 』の影響を存分に受けてたりします。


(ラッシュは9:47〜)

ここのつなぎや重ねは、つなぎメモから色々引っ張り出してたり、他のメドレーからパクってたり、色々あります。「HEART to HEART!」と「Lucky☆Lucky」はかゐん氏の『偶像崇拝』からの引用だし、「乙女解剖」と「長く短い祭」はメス氏の『N+EVER!!』からのパクリです。


(該当箇所は5:09〜)


(該当箇所は12:34〜)

個人的に好きな重ねは「スイートマジック」「irony」です。先にスイートマジックだけでメロディを繋いでて、そこへ何を重ねるかを考えてたのですが、何気なく組み込んで見たironyが意外な親和性を見せて驚きました。あとは「Romantic Now」に「ロマンスの神様」を重ねたのも偶然で、後で見返してロマン重ねになってるのに気づいて驚いてました。

まぁ割と綺麗にまとまったラッシュなんじゃないでしょうか。アレンジはともかく、構成としてはかなり満足してます。

ちなみに動画中でRushZoneではなくChaosZoneと言ってるのは、曲番号がR01となると左右のLRのRに見えてきて、なんかやだなと思ったからです。でもC01だとコミケみたいだね。そんなことはないか。

 

そんなこんなで、いっぱいパクりながらも自分色に作れたメドレーになりました。

 

 

3. しんやっ!2020


(僕のパートは3:24〜)

個人作も投稿してさらに調子に乗った僕は、かつてから参加したかった1日合作に手を出すことになります。

ちなみに僕はメドレーの中でも合作というスタイルが大好物です。理由は、メドレーが長時間でも、作者ごとの構成やアレンジの違いによって、中弛みをする事が少ないと思っているからです。だからもっと1日合作をやれって言いまくってたんですが、ついにこの時が来たかって感じでしたね。

でも初めての合作参加、ちゃんとモノを完成させられるのか不安でした。なので参加申請を保留した状態で作り始めることにしました。そのせいで参加表明締め切り時刻に遅刻しました。ししょーさんすみませんでした。

 

それはともかく、この回のレギュはBPMが150のFmaj/Dminです。僕的に原キーからのズレは気にしない人なので、テンポを軸に考え始めました。

googleで「メトロノーム」と検索し、一番上に出て来るやつを150に合わせて、なんとなくリズムをとりながら、適当なメロディーを鼻歌します。そしたらそれがたまたま「スカイガーデン(MK8)」のメロディーになったので、元曲の「ウィンドガーデン」を1曲目として採用することにしました。そしてそれにつなぐ曲として「Dancing stars on me!」を選びました。

その次はうまいこと繋がりそうなものをメモから探そうとして「READY!!」「Sparkle☆Time!!」の重ねを採用することにしました。スパークルタイム、初めて聞いた時からreadyとかマスピとかと重なりそうだなと思ってたので、使えてよかったです。

でも聞き返してみるとアレンジ、というか音色が今ひとつでしたね...。スパークルタイムがとっ散らかって聞こえてしまいました(toこんぶ氏も採用してたから余計に僕のがダサく聞こえた)。こういうのって僕でも1日置いたりすれば気付ける気がするんですけど、、1日で完成させる難しさを感じました。

 

それは置いといて、次に繋げる曲もなんとなくの鼻歌で決まりました。「花咲く☆最強レジェンドDays」、サビの最後のところ結構好きなんですけど、もう1曲つないで終わりたいなと思ったので、サビ前半で止めることにしました。

それで最後の曲は「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」にしました。理由としては普通に聞ける繋ぎであるからと、リンカーの趣味曲として放り込んで良さそうだと感じたからです。意外な選曲って思われてなければ良いです。

このホワットアワンダプリワールドという曲で締めくくったメドレー、いや、個人パートのある合作メドレーがあります。このメドレーは僕が好きなメドレーベスト3に入るくらいのものなんですが、みなさん分かりますかね。

はい、ごねんどです。


(該当のきばパートは11:23〜)

僕が知ってる数少ない2017年以前のメドレーなんですが、全パートボスラッシュって感じで大好きなんすよね。なのでリスペクトを込めて、きば氏パートの終わり方そのままで個人パートを締めることにしました。

ついでに画面配置もパクりました。映像作るチカラが全くないので、あくまで配置のパクリでしかないんですが、気づいてくれてる人がいたら嬉しい限りです。

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色々拙さが反映されてしまったメドレーになって、個人的には凹んだりしたんですが、僕の前後の毒ガスくんとワサビ氏をはじめとしてどのパートもかっこいいので、1度とは言わず2度3度見てくれたら嬉しいです!

 

 

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いかがでしたか?リンカーさんの今後の活躍も目が離せませんね!

ちなみに現在メドレーの構成が1本固まっていて、打ち込みを始めようとしていましたが、そのまま1.5ヶ月くらい放置されてます。再開の目処は立っていません。果たしてリンカーさんの今後の活躍はあるのでしょうか。

 

それと、「#ニコメド記事投稿祭」なんですが、あと1か2本記事あげる予定です。そちらも読んでいただけたらと思います。

では、お疲れ様でした。