ボドゲとメドレーとSymphoGear

諸々の作品の感想を書きます。ボードゲームとメドレーが好きです。

【ニコメド】駆け抜けるメドレーコラボレーション 10th Anniversary・全パートレビュー【SPADE】

お久しぶりです。LiNKERでございます。

帰ってまいりました。3年ぶりの駆けレビューです。

3年前の駆けオフのとき、当時の参加者のみなさんに大層喜んでいただきまして、だいぶ嬉しかったので今回もやっていきたいと思います。レビューというよりは感想文なので、身構えずお気楽に読んでくださいね☺️

ただ、今回は4本とも同日投稿ということで、後ろの方はレビュー投稿が遅くなるかもしれないです。ご承知おきを。

まずはスペードからですね。

サムネがかっこいい!疾走感たっぷりに、かっこよく、「今」の人へ向けたビジュアルを感じるぜ!出典

 

1.8:51:22 pm (0:00~2:30)

前半は王道・正統派な駆け抜け、途中からは同じ曲を繰り返し用いてメロディを作っていく方法、さらに3拍子までうまく組み込んでって、究極のバランス感覚だなと思わされるパートでした。
どこを切り取ってもウマいと思わされる繋ぎしかないのですが、僕が最も好きなところは「12.Brand New Day」〜「22.蠢々秋月~Mooned_Insect」の流れでした。カッチリとしててめたんこ好きです。

 

2.Pow (2:30~5:08)

結構型通りなイントロABサビ間奏サビアウトロ構成でしたね。僕はポップス構成大好きマンなのでよかったです。しかも間奏アウトロ部分のメロディがノーツ数の暴力な選曲なので、BPMを生かした気持ちがいい駆けっぷりが聴けたと思います。
そんな中驚いたのは「10.柴又」の部分でした。原曲のサビをBメロに落とし込むのは全然ありだと思う派なのですが、なんせ柴又ってめっちゃよく聞く楽曲なんで、そうきたか〜〜〜感が新鮮で面白かったです。よくよく全体で聞くとちゃんとBメロしてるんだから偉いわ。

 

3.大西洋スナガニ(5:09〜7:30)

や〜、刺さりました。今合作ダントツで好きです。駆け抜けの手数も多いし、なによりメロディとアレンジの親和性がピカイチ。各ブロックごとに独立しているようで、ちゃんと繋がるように展開しているし、完璧ですね。。
「!」→「sugar sweet nightmare」の繋ぎ、映像での補完が素晴らしすぎて仰天しました。

 

4.まるてん (7:40〜8:52)

前作FINALの木星・▲3五銀パートを彷彿とさせるnowhere軸いいですね。あっちはnowhere最初だけなので、意識してのことかはわからないですが。「009.nowhere」にいくまでの7曲も盛り上げ方としては優秀な繋ぎだったと思います。
「020.コネクト(参照:ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!)」からの駆け抜けも原曲のパーツが綺麗に組み上がっていて良かったと思います。おしまいのダンロボもメドレーの雰囲気にあったアレンジで良かったです。

 

5.化石 (8:53〜9:59)

ゲーム曲の採用が多めだったので、8bitのアレンジとの相性はよかったと思います。これぐらい短いと8bitも飽きずに聴けていいですね。「07.亡き王女のためのセプテット」「08.METAL MAN STAGE」の交互も歴代駆け抜け技法を取り入れてる感があって好印象でした。
全体としても「06.ファイアーエムブレムのテーマ」で流れを作って、先の交互で大サビという構成で、真っ当に作られてるな〜って感じました。

 

6.ちゅるちん (9:59〜11:11)

メロディラインが素敵すぎますね。個々の繋ぎでほっとんど小節頭での切り替えがないので、スムーズにメロディが入ってくる感じがしました。セクシー。個人的なイメージもあるのですが、今までのちゅるちんさんの作風とは違う感じがしました。楽しかったです。
「11.ラビューダ♡トライアングル」「12.カレンダーガール」「13.少女交響曲」のメロディめちゃくちゃ好きです。ayaseまみれパートも纏まりがよく、やっぱayaseだなぁってなりました。

 

7.九連天和 (11:11〜12:13)

それぞれの繋ぎがちゃんとしてて聴きやすかったです。「01. ドラマツルギー」「02.Disco NecropoLis」の始まり方も好きです。
「03.Pumpin' Junkies」から「06.おてんば恋娘」で落とす流れが2回続いたので、「14.ドーナツホール」からがメロディ的にもBメロに当ててんのかなって思いながら聞いてたら「17.チルノのパーフェクトさんすう教室」のオチがきたので、ちょっと驚きでした。上海紅茶館のあれ見た気分。

 

8.なわ (12:15〜13:38)

どマイナーアイドル楽曲をメロディラインの駆け抜け感だけでゴリ押すの、なわさんって感じでめちゃ良い。「NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2」「青の君」のハナヤマタ感あるメロディとか、いい感じに聴きやすい並びになってるなーって感じました。
「一方的な片想い」で流れに変化付けるのとかも、基本のところをちゃんと押さえられてる感じがしてよかったです。

 

9.s0u / ࿊ṨᏫկϮᎪ࿊ (13:38〜15:21)

めっちゃかっこいい〜〜!繋ぎの納得感がすごかったです。「34.ロストワンの号哭」「35.Stage bye Stage」「36.Dear」のところとか、Dearでキめるところだけ音増してたりして、アレンジ含めてかっこよさがすごかったです。
そのあとの満を持しての「38.SAKURA」からの大サビもメロディラインが完璧、最高でした。
ちなむと、なわ→s0uの繋ぎもやばいですね。初見で驚いた兄貴も少なくないんじゃないんですかね。

 

10.さいとうさんパート(名義長すぎ!) (15:22〜17:26)

FF周りもミリオン周りも範囲外なので曲はわかりませんでした。ごめんなしあ。ただドラム使いやメロディラインなんかは、しっかり駆け抜けというジャンルを意識して作っているんだなというのは伝わったと思います。
最後過去メド参照部分でメインメロディをピアノに変えるのはいいねと思いました。もう少しさらっと終わった方が後味スッキリでよかったような気もしましたけど。

11.(株)ゆるい会社 (17:26〜18:36)

原曲の印象的な部分を詰め込みに詰め込んだ、ってイメージを受けました。序盤からバシバシ畳み掛けてくるので、ここでこういう使い方するのか、って部分もたくさんあった気がしますが、ノリとアレンジでカバーできてるんだから凄いよなぁって感じです。
「11.さみしいひと」「12.INSOMNIA」「13.命に嫌われている。」の流れとか僕だったら絶対にできないけど、ちゃんと形にできてるのが偉いです。

 

12.タイヤヤ (18:36〜20:49)

まぁよくもこのフレーズを出してきてくれたなと。駆け抜け10年の厚みをこうも体現できる人って、並大抵の新人じゃできないですよ。きっと十年後もその先も、駆け抜けで、ニコメドで、素敵なドラマを見せてほしいですね。
聞き返すたびにどんどん涙腺が緩んでいきますねこれ。いい最終回だった。

 

13.銀河P (20:50〜23:42)

「19.群青賛歌」からグググっとくるラストスパート感がしっかりエモい。一つ一つの曲のメロディがいきいきしてる気がする。「29.君の知らない物語」→「30.ミツボシ☆☆★」のところとか、(持ち歌補正含めてではあるけれど)カタルシスを感じさせるようにデザインされてんじゃないかと思ったり。
終盤の選曲も凝ってて、すごくいい終わり方だなと思いました(小並感)。何も言葉が出てこなかったので許して><。

 

 

うむ。いい最終回であった。

さて、次回はハートやっていきます。

 

 

...あと何回最終回あるんですかね?